サンマックスが選ばれる理由
FRATURESサンマックスの製品について
ABOUT PRODUCT
水圧によるテレスコピックシリンダー昇降技術で、長年にわたって他に類を見ないユニークな製品を企画し、開発製造および販売をしてまいりました。
テレスコピックシリンダーは、釣りの振り出し竿のように重なり合った筒(シリンダー)が伸び縮みする構造になっており、柔軟性に加え相応の引っ張り強度を持っています。
シリンダーを可動させる方式には、水圧式の他に油圧式・空気圧式・高圧ガス式・チェーンなどの機械式があります。
その中で、当社はさまざまなメリットのある水圧式可動シリンダーを採用しています。
このシリンダーの中にポンプで水を挿入したり、シリンダーから弁操作で抜水したりして伸縮・昇降させます。
水圧の5つのメリット
MERITMERIT 01
安全性
水は粘度変化が非常に少なく、かつ圧縮反発も少ないので、低圧力で制御することができます。水圧式では突発的な動きが起こらないため安全性に優れています。
油圧式は重量物を上げる力が強いことが特長ですが、作動油は高粘性のため高圧力をかける必要があります。また、空気圧式や高圧ガス式のシリンダーは急激な圧縮反発があるため、どちらも突発的な動きに注意した操作が必要というデメリットもあります。
その他、油圧式やチェーンなどの機械式の製品はこまめな保守手入れを怠ると動きにくくなることがありますが、水圧式では頻繁なメンテナンスは必要ありません。
※作動油:油圧油・合成作動油(液)でいわゆる工業用オイルです。
※空気圧式シリンダー:空圧とも言い、空気をコンプレッサーで圧縮してシリンダーに送出するタイプです。
高圧ガス圧シリンダー:ボンベに圧縮して入っている主に炭酸ガス(二酸化炭素=CO2)をシリンダーに送出するタイプです。
MERIT 02
精密な操作が可能
水圧式は精密な操作が可能なので、操作性に優れています。
水圧式は加重でシリンダー位置が変わりませんので、電気制御されたポンプで精密な操作が可能です。どの位置でもリモコンで簡単にピタリと停止できます。中間ストロークや、偏加重での操作も可能です。2台並列使用といった使い方もできます。
空気圧式や高圧ガス(炭酸ガス)式は中間ストロークや、偏加重での操作は危険です。加重でシリンダー位置が変化するため精密な操作が難しいことがあります。
※中間ストローク:シリンダーを伸び切らない途中で止めた状態のことです。シリンダーが伸び切った状態はフルストロークと言います。
※偏加重:加重が前後もしくは左右どちらかに偏(かたよ)ってかかることです。
MERIT 03
軽量でコンパクトな設計
水は粘性が低く管路抵抗が少ないため、ポンプを始めシステムの小型化が可能です。サンマックスの水圧シリンダー製品は、コンパクトな設計が特長です。なお、アルミを使用しており軽量なため、移動や作業性に優れています。
小型のタイプは持ち運びができるものもあります。
高さがある大型のタイプでもキャスターやタイヤの付いた台車で移動が可能です。そのため、車の荷台に設置したり積載したり、エレベーターに載せる設計にも対応が可能です。また、最新製品には軽量で捻れに強いアルミ四角ポールを採用したタイプがあります。
一般的に油圧式昇降機は大型で重量も重く、移動はなかなか大変です。高圧ガス(炭酸ガス)式は、多くの予備ボンベを必要とするため移動させる場合は体積が大きくて場所をとります。
MERIT 04
環境や防火を配慮
『水』を使用した技術のため、廃棄の際に万が一こぼしても掃除が簡単でクリーンです。
環境にも人体にも優しいため、水圧式は「食品」や「医薬品」を取扱う施設や、「クリーンルーム」でも使われています。
また、水は不燃ということと、作動水はどこにでもある水道から補充できるということから、水圧式は消防車両や災害救助車両にも使われています。
さらに電気が使えない場所には、電気ポンプの代わりに気圧源を水圧に変換して昇降する防爆対応型も用意しております。
一方、油圧式は作動油の漏れや廃棄は環境汚染や火災の危険があります。床、土壌、コンクリートを油で汚した場合、管理コストや処理コストがかかるため、その除去は難しいです。その他、高圧ガス(炭酸ガス)式は狭い場所でのガス中毒の危険や、ガスの空中バラマキは環境問題につながります。
MERIT 05
低コスト
水圧式は『水』と『電気』を使用します。作動水はどこにでもある水道から補充できますので、ランニングコストが安価です。また、純正の不凍液を入れれば凍ることもないため、安心してご利用いただくことができます。
空気圧式の場合はコンプレッサーが必要です。高圧ガス(炭酸ガス)式はランニングコストがかかります。
国内出荷実績は15,000台以上。
幅広い業界、業種でご使用いただいております。
PERFORMANCE
当社の「アクアデッキ(水圧式高所作業台)」「アクアリフト(水圧式リフター)」「アクアポール(水圧式多目的昇降ポール)」は、上記の『水』の特長により、「食品」「医薬品」を取り扱う施設や「クリーンルーム」、消防車両や災害救助車両、移動無線アンテナ、一般の製造工場や倉庫、実験場移動照明、大規模商業施設など、さまざまな業種で導入いただいております。
アクアリフトやアクアポールは、先端にカメラ・照明・計測器などを付けることでさらに用途が広がります。
また、関連製品として「エアハイドロコンバーター(空圧→水圧変換器)」「マックスムーン(バルーン型投光器)」「マックスライト(小型投光器)」「アクアライト(発電機搭載投光器)」「マックスパンチルト(俯仰旋回装置)」「マックスカート(ポール搭載用台車)」も開発・販売しております。
お客様のご用途に応じた特別仕様製品の開発・設計も承りますので、お気軽にお問合せ下さい。
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倉庫
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食品メーカー
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製薬会社
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クリーンルーム
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ショッピングモール
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スーパー
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消防車両・ 災害救助車両
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携帯電話の移動アンテナ
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工場
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実験場
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車両点検
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工事現場
よくある質問
FAQ-
水を利用していますが、凍結しませんか?
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冬場に凍結する場所では、別売の当社純正不凍液(アクアリキッド)を使用し凍結を防止します。
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水は腐敗しませんか?
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定期的にタンクの水を交換いただくことで腐敗を防ぐことが可能です。使用いただくのは水道水でOKです。
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水を使用しているが素材が錆びませんか?
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素材に錆びにくいアルミやステンレスを使用しています。
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水は蒸発しませんか?
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シリンダーを縮めてタンクに戻した際に目盛りをご確認いただき、水が足りなくなった場合は水道水を足すことで解決します。
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